「 ガッツch(中島蓮さん)」プロフィール・クラウドファンディングと政治団体設立へ

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私人逮捕系youtuber「ガッツch」の中島蓮さんが、ピンチを迎えています。

中島さんは、「ガッツch」という私人逮捕・世直し系のYouTuberで、登録者数は26万人を超えています。最近では、盗撮や痴漢撲滅に力を入れていて、駅構内で怪しい人を私人逮捕する動画をYouTubeやXに投稿しています。

その際の私人逮捕の方法が、「私人逮捕の要件を満たしていないのでは?」「強引すぎる」「暴行で訴えられるのでは?」と批判を浴びています。

今回は、中島さんの経歴まとめと、中島さんから今後の活動について発表がありましたのでそれをお伝えしていきます

私人逮捕、撃退系YouTuberが次々と・・・

最近、私人逮捕系・撃退系のYouTuberがアカウント削除されたり逮捕されたりしています。

登録者数30万人越えのYouTuber「令和タケちゃん」こと、後藤たけしさんのチャンネルが、10月20日までにBAN(利用停止)になってしまいました。

11月13日には、私人逮捕系youtuber「煉獄コロアキ」(本名杉田一明容疑者(40))(既にチャンネルは利用停止)が、名誉棄損の疑いで逮捕されました。当時18歳の女性に対し、チケットの不正転売をしていると言いがかりをつけてモザイクなしで動画を撮影し、YouTubeなどに掲載して女性の名誉を棄損した疑いがもたれています。

「ガッツch」も同様に・・・

「ガッツch」も、11月8日を持って広告収益が停止となっています。
※チャンネルは利用停止になっていません

やりすぎた「私人逮捕」の数々 (本人Xより引用)

中島さんは、YouTubeやXに私人逮捕の動画をupしています。行き過ぎなのではという動画をピックアップいたしましたのでご覧ください。

名誉毀損や暴行などの罪に問われる可能性も

こうした動画は、たとえ「犯人」であっても本人を特定できる形で動画を公開すると、名誉毀損罪が成立する可能性があると言われています。また、様々な要件を満たさない「私人逮捕」が暴行罪などに該当すると専門家から指摘されています。

駅構内での撮影に関して、JR東日本が「お気持ち」表明

JR東日本も、駅構内での私人逮捕の動画撮影に関して以下のような声明を発表しています。

——電車・駅構内での「私人逮捕系YouTuber」の活動をどのように捉えていますか

周囲のお客さまに危険が及ぶ行為など、駅や車内の秩序を乱す行為はおやめいただきたく存じます。

また、プライバシーに関わるほか、お客さま同士のトラブルにも繋がるため、他のお客さまが映るような撮影、またその動画の公開についてもおやめいただきたく存じます。

——電車内や駅構内の撮影・配信のルールを教えてください。このルールはYouTuberの活動を規制するものでしょうか

個人的な趣味等での撮影に関しては、安全上の問題があり、ほかのお客さまのご迷惑になると判断される場合は、撮影をやめていただくようお願いしております。

配信は、当社が行うものでもないため社内でルールは定めておりませんが、収益性のある動画共有サイトへの投稿など個人の営利活動における弊社保有施設内での各種撮影はご遠慮いただいております。

なお、法人としてのお取組みの場合は、内容によりご相談をお受けすることが可能です。

引用:弁護士ドットコムニュース

ガッツch(中島蓮さん)の経歴

そんな中島さんの経歴を見ていきましょう。結構アウトローな人生です。

名前:中島蓮(なかしま れん)
年齢:29歳or30歳
出身地:山口県下関市
学歴:中卒
家族:奥様(再婚)3人の連れ子、中島連さんの間に2人の子、合計5人のお父さんです。

しかし、後述する「逮捕」により、現在は籍を抜いていて、YouTubeの収益が安定したら再婚をする予定だそうです。

中学卒業後

中学卒業後は、足場屋さんで5~6年ほど働いていたそうです。

博多中州で働く

もっと稼ぎたいという思いから、中洲のバーで働くようになります。

ここで、裏の社会の人とつながりを持ちます。

東京の闇金業者に潜入スパイ

九州の裏組織のバイトで、東京の闇金業者に潜入し、その闇金業者の情報をスパイする仕事を請け負った中島さん。情報もうまく流して成功かと思いきや、九州側の裏組織の対立で中島さんは微妙な立場に立たされてしまいます。

死ぬか、このままヤクザになるかの選択を迫られ、ヤクザとして生きていくことを決めたそうです。

危険な潜入スパイの結果、裏組織に入ることになってしまいました。

しかし、恐喝容疑で逮捕され、不起訴になったことをきっかけに裏組織から抜け出します。

その際、ケジメを付けるかたちで右手小指を落としたそうです。
しかし、運よく?指が再生して爪も生えてきてパット見では落としたことは分からないそうです。

不動産会社に就職

地元の下関に戻った中島さん。

中学卒業後に勤めていた足場屋さんの社長の紹介で、不動産会社に就職し営業として働き始めます。

メンズエステを開業

不動産営業で東京に転勤した中島さん。

そこで付き合いのあった風俗店の経営者から、風俗店の経営を引き継ぎます。(不動産の仕事は退職)

さらに、メンズエステを開業します。

2022年10月:恐喝容疑で逮捕→不起訴

経営していたメンズエステ店で、男性客が女性エステティシャンにわいせつな行為を働きます。中島さんは男性客から違約金を取ったのですが、その際に恐喝行為があったとして逮捕されてしまいます。

その後、恐喝行為は無かったとして不起訴処分に。

逮捕された際のニュース映像がこちらです。(本人のXより引用)

2023年2月:ガッツch開設

2023年2月にガッツchを開設した中島さん。

痴漢盗撮を撲滅することを目標に掲げ、現行犯で私人逮捕して警察に引き渡すまでを動画にして投稿しています。

「この活動は恐喝の容疑で勾留されているときに思いつきました。ガッツchを始める前は、メンズエステやデリヘルを運営していたんですが、その店で起きた、女の子への嫌がらせや違反行為の罰金を取り立てようとしたら恐喝で逮捕されたんです。不起訴になりましたが、そのときのごたごたで改めて『少人数でできること』『弱い立場の人を助けること』をやりたいと思って、考えついたのがガッツchでした」

引用:FRIDAY

次のステージへ

2023年11月17日、「ガッツch」を更新し、今後の活動について発表がありました。

クラウドファンディングの開始

広告収入が無くなったので、活動費・生活費などを捻出するためにクラウドファンディングを開始するそうです。

政治団体の設立

犯罪撲滅を目的とした政治団体を立ち上げるそうです。(その資金もクラウドファンディングより捻出)

痴漢盗撮の撲滅活動、犯罪撲滅の啓蒙活動、街宣活動、署名活動などを通して、政治活動を行うそうです。

政策

1,痴漢や盗撮が出来ないような環境を作るように、鉄道会社に対して活動する。

2,盗撮や痴漢に対して司法制度の改革を推進。(現状、痴漢は迷惑防止条例での検挙となっているが、それを厳罰化する活動)や刑事手続きの簡易化。

3,盗撮や痴漢に遭わないための被害者向けのVTRの作成。

4,私人逮捕についてのガイドラインの作成。(間違った私人逮捕をしないようにする活動)

まとめ ※2023年11月20日追記 逮捕の記事を追加

志は素晴らしいと思いました。あとは、暴走せずにうまくやっていくことですね。

政治活動に関しても、真面目な活動をしていれば必ず有権者はついてくると思いますので、頑張っていただきたいと思います。

中島容疑者逮捕に関しては、下記記事に追記いたしました。

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