俳優の綾野剛さんらを常習的に脅した罪などに問われていた東谷義和被告(52)(ガーシー被告)に対し、執行猶予付きの有罪判決が言い渡されました。控訴されなければ、刑が確定します。この事件に関し、おさらいしていきましょう。
起訴状の内容
・2022年2~8月、動画投稿サイト「YouTube」で、俳優の綾野剛さん(42)ら4人に対し、脅迫を繰り返したとされる罪で起訴。(暴力行為等処罰法違反(常習的脅迫))
・2023年2月に、綾野さんらの刑事告訴を取り下げさせようとして、ネット交流サービス(SNS)で脅したとする罪、(証人等威迫や、名誉毀損、強要、威力業務妨害)でも起訴されていた。
ガーシー被告は・・・
起訴状の内容に対してガーシー被告は、2023年9月の初公判で脅迫を認め、今年2月の最終意見陳述では、「私の無知から不安や恐怖を与えた」と被害者に謝罪をしていました。
検察は・・・
ガーシー被告が2022年2~11月、綾野さんらの他にもアイドルやプロスポーツ選手ら30人以上を一方的に動画で中傷したと指摘。意に沿わない相手を攻撃し、アクセスを集めて収益を稼ぐ目的があったとし、脅迫は常習的なものだと主張していました。
弁護側は・・・
動画の公開は、既存メディアが取り上げない情報を告発する意図があり、脅迫は常習的とは言えないと反論。起訴された暴力行為等処罰法よりも法定刑が軽い刑法の脅迫罪にとどまると訴え、執行猶予付きの判決を求めていました。
東京地裁の判決は・・・
東京地裁は、懲役3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。(検察の求刑は懲役4年)
事件に対する世間の声
この人の最大の罪は、数千万円のBTS詐欺を働き海外へ逃亡し、海外から詐欺被害者へ示談に応じなければ個人情報を晒すと公然と脅迫したことだと思う。リモートでこの被告の弁護士もいたが、すぐに止めなかったことにも唖然とした。撤回したとて個人情報を握られている被害者の恐怖は一生続く。屈辱的な思いで示談に応じた被害者も多数おられたことでしょう。先日もドバイへ逃亡した輩がいたが、罪を犯しても海外へ逃げて金を稼げばこっちのものという誤ったメッセージを社会へ発信することになってしまう。つくづく日本の司法は甘すぎる。そして、この人間が誹謗中傷動画で稼いだ金は、どこへ流れていったのか。金の流れが明らかになることを願います。
執行猶予をつけた司法の判断を疑問に思う。後から反省するなら悪い事をやってもいいのかってことだよね。 この人間が素直に反省するとは思えないし、海外にバックレようとしたことから考えたって絶対に悪質でしょう。近年増え続けているネット犯罪への見せしめ、抑止のためにも今回のことに関しては実刑をつけるべきだった。
※Yahooコメントより抜粋