顔写真は?池袋暴走事故で被害者の松永拓也さんに殺害予告をした吉村育久容疑者(62)逮捕

吉村育久 事件・事故

2019年4月、池袋暴走事故で、妻の真菜さん(当時31歳)と長女莉子ちゃん(当時3歳)を亡くした松永拓也さん(37)に対し、殺害を予告する電話をかけたとして、鳥取市の無職吉村育久容疑者(62)が脅迫容疑で逮捕されました。事件の概要などをまとめました。

そもそも池袋暴走事故とは?

2019年4月19日、東京都豊島区の交差点で、旧通産省(現在の経済産業省)工業技術院の飯塚幸三元院長が運転する乗用車が暴走。自転車で横断歩道を渡っていた松永真菜さん(当時31歳)と長女莉子ちゃん(同3歳)が死亡し、男女9人が重軽傷を負った。飯塚元院長が当時87歳だったことから、高齢ドライバーの事故対策の必要性が改めてクローズアップされ、翌20年6月の道路交通法改正につながった。

 一方で、飯塚元院長が逮捕されずに在宅で捜査が進められたことに対し、インターネット上では「元官僚だったから優遇されたのでは」との臆測や疑問の声が相次いだ。ネット交流サービス(SNS)では「上級国民」という単語がトレンドに上がり、元院長への過度なバッシングとして問題になった。飯塚元院長は21年9月に禁錮5年の判決が確定し、現在は刑務所で服役している。

引用:毎日新聞

裁判後に、吉村容疑者が被害者の松永拓也さんに『殺害予告』を行う

吉村容疑者は2023年10月28日、警視庁に電話をかけ、「池袋の暴走事故のことで裁判があったと思うんだけど被害者を殺す」と言い、転送された目白署員に「あいつやりすぎなんだよ。俺は暴力団だけど、そのうち殺しに行くから」と話し、松永さんを脅迫した疑いがもたれています。

2人に面識はなく、吉村容疑者が暴力団組員だった経歴はありませんでした。

吉村育久容疑者の犯行動機

引用:TBSニュース

脅迫電話の前日(2023年10月27日)、暴走した車を運転していた90代の飯塚受刑者に、約1億4660万円の損害賠償を支払うよう命じる判決が東京地裁で出ていました。

吉村容疑者は電話で、「歳(とし)のいった受刑者に金を払わせるのはおかしい。近いうちに松永を殺す」など話したそうです。判決に不服があったのでしょう。

事件に対する世間の声

この男、なんの目的でこんなことしたんだろ。 関係ないのに自分で人生棒に振るなんて。 被害者が気の毒でならない。妻子を殺されて さらに意味不明な脅迫されるなんて。 法律はいろいろ変えなきゃいけませんね。

ほんとに何考えてるか意味不明。 年寄りが事故を起こして賠償金を払ったり罪を償うのがなんで悪い? 年なんて関係ないだろ。

奥さんと娘さん殺されて何をやりすぎたんや?お金いくらもらおうがお二人はもう二度と帰ってこないんよ。何なら刑務所で税金で飯食ってノウノウと生きてるってだけで憤りを感じるはずよ。

こんな事言ったら良くないのでしょうが、 まだ、加害者側への殺害予告であれば、 意味はわかるのですが、 被害者の遺族への殺害予告を何故行なってしまったのかは、 全く理解出来ません。

※Yahooコメントより抜粋

まとめ

殺害予告を受けていた松永さんは、「加害者が逮捕されたという知らせを受けひとまず安堵(あんど)しています。しかし、この出来事が引き起こした心の傷は、まだ癒えません」などとXに投稿しています。

被害者に対して殺害予告をするという、なんとも心がゆがんだ事件でした。

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