事件現場特定！世田谷区マンション敷地内で住人の小島七海さん殺害・中国籍の王雷容疑者を殺人未遂容疑で現行犯逮捕

2023年11月28日、東京都世田谷区のマンションで、住人の24歳の女性が中国国籍の男に刃物で刺されれる事件がありました。男は殺人未遂で現行犯逮捕されました。刺された女性は、その後死亡が確認されています。事件の経緯を調べてみました。

容疑者

名前：王雷　容疑者
年齢：29歳
出身：中国

名前：小島七海さん
年齢：24歳

殺害現場のマンションに住む住民

・王容疑者は、11月28日午後11時55分ごろ、世田谷区代田にあるマンションの敷地内で、小島七海さんの胸を刃物で刺して殺害しようとした。

・通報を受けて警察官が駆けつけると、王容疑者と小島さんがマンションの駐輪場付近にいた。

・王容疑者の近くに刃物が落ちていて、小島さんを刺したと認めたので現行犯逮捕。

・小島さんは病院に搬送されたが、その後死亡が確認された。

王容疑者と小島さんは、交際を巡ってトラブルとなっていました。

・2022年の年末に知り合い交際を始める。

・2023年7月、小島さんが警察に「元交際相手（王容疑者）とトラブルになっていて、別れたい」などという相談をする。

・警察が口頭で、王容疑者に警告をする。

・2023年8月、小島さんが王容疑者の家に行ったところ、暴力を受ける。

・警察は、王容疑者にストーカー行為をやめるよう何度か警告していた。

・小島さんは「王容疑者を逆上させたくないのでLINEを続けている」と警察に話していた。

・警察は、定期的に小島さんに安全確認の連絡をしていた。

警察が王容疑者に対して小島さんに近づかないよう警告していたようですが、結局はこのような事件が起きてしまいました。

1999年に発生した桶川ストーカー殺人事件をきっかけに、2000年に出来た法律です。

ストーカー行為をする者に対し警告を与えたり、悪質な場合は逮捕することができますが、警告を受けた後に逆恨みで犯行に及ぶケースが多いように思います。

例えば、ストーカー規制法の対象者が一時的にシェルターに避難できる制度や、引っ越し費用の補助などで、物理的にストーカー行為をする者から離れることができるようにすることが必要なのではと思います。

ストーカー規制法も見直す時期に来ているのかもしれません。